新規契約引き受けの際の約束事

サザンクロスの代表者が新車から24年乗り続けているS15シルビア

定期契約をお任せいただく上での当社の使命は、契約車両に 洗車で落とせないシミ を発生させないこと。そのために、新規で定期仕上げ契約をお引き受ける際、お客さまにご了解いただいている約束事があります。

それは「洗車作業が可能な場合は予定通り実施する」という約束事です。具体的には、洗車実施直後に雨が降る可能性が濃厚だとしても、延期せずに予定通り実施させていただくということ。作業終了直後に雨が降ったとしても、作業が問題なく完了したのであればご納得いただきます。

洗車直後に雨に降られたら良い気分はしないことは、当社も重々承知しています。せっかくキレイにしたのですから好天が続いた方が嬉しいに決まっています。

ただ、カーケアにおいて、最も大切なことは「機を逃さないこと」です。

クルマに 洗車で落とせないシミ を発生させてしまう最大の要因は汚れの付着期間の長さです。塗装面に付着した汚れを長期間放置すれば、ある段階でそれは汚れではなくシミに変わってしまいます。逆に言えば、シミに変わる前に確実に汚れを除去すれば、 洗車で落とせないシミ の発生は防ぐことができるといえます。

汚れがシミに変わるタイミングは、付着した汚れの種類により異なります。ただの泥汚れであればそれなりの期間放置してしまってもシミにはならないかもしれません。しかし、鳥フンや花粉となると短期間でボーダーラインを越えてしまいます。

残念ながら、洗車直後に雨に降られたら汚れてしまいます。でも、洗車が完了した時点で、汚れの付着期間がリセットされているので、新たに付着した汚れは脅威ではありません。むしろ、せっかく洗車できる機会があるのに、雨が降りそうだという理由で延期すれば、汚れの付着期間は伸びてしまいます。次の洗車できる機会がしばらく先になってしまえば、場合によっては手遅れとなるのです。

ですから、洗車直後に雨が降ることが分かっていても、洗車できるチャンスがあるのであれば、迷わず洗車すべきです。これが愛車の輝きを維持するためのケーケアで必須の考え方です。

当社は多くのお客さまの愛車の定期仕上げをお任せいただいておりますが、そのお客さまのほとんどは超多忙な方々ばかりです。ですから、予定を延期してリスケジュールする場合、他のお客さまの予定との調整等も必要になるので難航します。ですから、作業が不可能な場合以外は予定の延期はいたしません。

当社がお任せいただいているのはお客さまの大切なクルマのケアです。5年後、10年後、いやもっと永きに渡り、最高の状態で維持させていただく所存です。当社が見据えているのはそんな未来の話です。

ですから、洗車直後に雨が降って汚れてしまったとしても、全てのお客さまのクルマを、機を逃さずに洗車をさせていただいて汚れを除去することで、確実に汚れの付着期間をリセットさせていただく。それが、当社の使命だと考えています。

青空駐車でも 洗車で落とせないシミ の発生を防ぐことが可能です

2023年4月9日 サザンクロスフェイスブックページでの元投稿