群馬県から越谷のスーパー銭湯まで、定期的にご来店くださるお客さまのクルマです。納車後1年以上経過していますが、納車時に施工されていた コーティング の効果は維持できていると思われます。ただ、勘違いされる方がとても多い。
コーティング しているからキレイなのではなく、
いつもキレイにしているから コーティング の効果を維持できているということ。
屁理屈みたいですが、これこそがカーケアの本質のひとつです。
この コーティング を施工すれば洗車の回数が減らせます
この コーティング を施工すれば水洗いだけで大丈夫
そんな本末転倒で的外れな説明をして、多くのオーナーを困惑させている自動車販売店やカーケア業者。その方々には、きっと、このカーケアの本質はご理解いただけないのでしょう。
クルマの塗装面を劣化させる主たる要因は、付着した汚れを長期間放置すること。コーティング被膜は脆弱ですから、汚れが付着したまま1ヶ月以上もの長期間放置すれば、効果が喪失すると考えるのが賢明です。コーティングの本来の目的は、洗車の回数や労力を減らすことではなく、犠牲被膜としてボディを洗車キズから護ることです。
コーティングは、できるだけ洗車をしたくない方向けの魔法の杖ではなく、できるだけ洗車キズをつけたくない方向けの頼もしい存在なのです。
定期的に念入りな洗車をして、 コーティング の効果を1日でも長く伸ばしてあげることが大切です。