どうして当社が1台のクルマを仕上げるのに3時間以上の時間を費やしているのかは、このページに乗せている写真は、当社の仕上げのごくごく一部に過ぎませんが、こられの写真だけでも当社がどんなスタンスでお客さまのクルマを仕上げているのかご想像いただけると思います。30分や1時間程度の短時間でこんな仕事が可能だと思いますか?

ボディに付着した頑固な汚れ編

世の中には水アカ除去のためには追加料金が必要な洗車サービスもあるようですが、こういった汚れを丁寧に除去することを当社では洗車と呼んでいますので当然の如く除去します。コンパウンドを使いポリッシャー回せば短時間で除去できますが、それらの手段は本来は汚れを除去するための作業ではなく、ボディを研磨するための作業。ただ、研磨する際に汚れだけを落とすなんて器用なことは不可能です。時間をかけさせすれば除去できる「ただの汚れ」を除去するために、大切なボディを傷めるような作業を当社は絶対に選択しません。時間をかけて手作業で丁寧に除去します。
なお、定期仕上げをお任せいただいているクルマには、ここまで頑固な汚れが付着することはありません。写真のクルマはすべて「スポット仕上げ」をお任せいただいたクルマの写真です。
長期間放置され頑固に付着した汚れ ツートンカラーではありません!! モチロン、左半面が作業後です♪ 左半面が作業前、右半面が作業後 花粉等の粘土の高い汚れは厄介です 海外に寄贈される救急車の水アカ除去 こちらも救急車のルーフの水アカ除去 ボディ下面の汚れはかなり頑固です こういう箇所こそプロの出番です♪
足回り編(タイヤ&ホイール)
ホイールの形状はクルマ毎に大きく異なりますが基本的に複雑な形状をしていることが多く、隅々まで丁寧に仕上げるためには非常に手間と時間を要します。また、頭を地面につけるくらいに低くして下側から確認をしないと拭き残しを確認できません。形状により異なりますが、1本のタイヤとホイールを仕上げるだけで当社は10分以上の時間を費やします。1台のクルマを仕上げるのに3時間以上の時間を費やす理由がご理解いただけるのではないでしょうか。

リムの奥まで丁寧に仕上げます♪ 全ての穴に丁寧にクロスを通します♪ この1本だけで10分以上かけてます タイヤハウスも手作業で仕上げます 手が届く箇所は全て仕上げます 細部まで丁寧に仕上げます♪ 隅々まで輝きを維持します① 隅々まで輝きを維持します② 隅々まで輝きを維持します③
キズは消せませんがキズもどきなら落とせます♪、編
どんなに気を付けていてもクルマを運転していればうっかり擦ってしまうことはあるものです。多少でも擦ってしまえばどうしてもなんらかしらのダメージが残ります。凹みは勿論ですが、塗装面にキズが付いてしまった場合は元に戻すためには鈑金塗装を行うしかありません。擦ってしまった箇所を見ると焦ってしまうことが多いのですが冷静に確認するとキズではなく単なる付着物であることも多いです。
付着ならば除去すれば良いだけの話なのですが、インターネット等に溢れる情報の中には、こういったケースではコンパウンド等の研磨剤を使用することを推奨しているような危険な情報も多いようです。ただ、コンパウンド等の研磨剤は、付着物を除去するために使用するケミカルではなく塗装面を研磨するために使用する強力なケミカルです。したがって、使用すれば付着物を簡単に除去することができますが、都合よく付着物だけ削り取ってくれると思いますか?
付着物に研磨剤を使うことに時間短縮以外のメリットは無く、それと引き換えに、塗装面を削ってしまうという極めて大きなリスクを背負いことになりますので研磨剤を使用することはご法度です。ワックスを使って時間をかけて丁寧に落とします。ワックスで落とせないとすれば、それは付着物ではなくキズなので、それ以上キズを拡大させないためにすぐに作業を中止します。
なお、キズもどきは所詮はただの付着物なので、こんなものを除去するのに追加料金等をいただくことはありません。あくまでも通常の洗車作業の一環です。
黒い箇所は塗装が剥げたキズです 終了後にオーナーは大喜びでした♪ こんな程度なら簡単に除去できます♪ 意外とダメージが少ないことに気付くかも
こんな場所をキレイにするのがプロの仕事です♪、編

ドアミラーの付け根に溜まった汚れ 細部に至るまで丁寧に仕上げます♪ 細い隙間は竹串等を活用します♪ 全ての箇所にワックスの保護膜を♪ 爪で付いたキズにつまった汚れを除去 ドアの下縁部まで丁寧に仕上げます タイヤハウスの内側もボディの一部 リアハッチのヒンジ部は汚れの巣窟 こんな箇所の汚れが流れ出してきます リアハッチを開いた時に見上げると ボディ後部下側は頑固な汚れの巣窟 リアワーパーの付け根の部分 ヒンジ部周辺に溜まった頑固な汚れ 四隅や角に溜まった汚れを除去します ルーフモールの隙間の汚れも除去 隙間にクロスを通して汚れを除去 細部仕上げは地道な努力を重ねるのみ 竹串にクロスを巻いて地道に作業 エンブレム周りも地道な作業です ワイパーゴムの汚れも丁寧に除去 ドアバイザー奥に溜まった汚れも除去
エンジンルーム編
エンジンルームは基本的には作業対象外としていますが、月極定期仕上げをお任せいただいているクルマやお風呂de洗車を毎月定期的にご利用のクルマについては、エンジンルームも汚れ具合を見ながら適宜仕上げさせていただいています。
フロントワイパー付近の黒樹脂仕上げ ボンネット裏の汚れはかなり頑固です こちらもボンネット裏の汚れです 同じくボンネット裏の頑固な汚れ 手作業のみで丁寧に仕上げます♪ 心臓部はキレイに保ちたいものです♪
車室内清掃編
お客さまから「車室内清掃はどこまでやってくれるの?」と聞かれることは多いですが、当社の答えはこうなります。「クルマにより汚れている場所が違うため一概にはお答えできませんが、必要な作業を全て実施します」と。1台のクルマを30分や1時間程度の短時間で仕上げる洗車サービスの場合は、室内清掃についてこんなことが書いてあることがあります。「室内は掃除機をかけます」と。ただ、掃除機をかけるのは当然であり、そういうことを書いている洗車業者はたいてい掃除機がけ「しか」やりません(笑)
以下の写真はほんの一例です。汚れの状況に合わせて必要な作業を丁寧に実施させていただきます。
メーター周りの埃を丁寧に除去 タッチパネルに付着した皮脂を除去 タバコのヤニで曇ったバックミラー ドアステップに付着した頑固な靴痕 バニティミラーもキレイにします♪ スイッチ類付近の手垢もスッキリ エアコン吹き出し口の埃も除去 ペダルは汚れて当たり前です ゴムマット隙間の汚れも丁寧に除去 ブラシで毛足の溜まった汚れを除去 ハンドルを切らないと見えない汚れ ドラレコ周辺の汚れも丁寧に除去 ハンドル根元の隙間に溜まった汚れ シートの隙見に溜まった汚れも除去 シートレールの油汚れも除去
こんな場所まではキレイにしなくて良いですか?編

ドアノブのこの部分は意外と盲点です ウェザーストリップに溜まった砂 コチラもウェザーストリップ周り マッドガードもキレイに仕上げます♪ GSの洗車では何故か放置されがち 隙間クリーニングは工夫が必要です♪
番外編(ルームクリーニング編)
クルマは実に様々な素材の部品で構成されています。つまり、1台のクルマを隅々までキレイにできるケミカルと技術は、クルマだけでなくハウスクリーニングにも応用可能であるのは言うまでもありません。ここで、ほんの一例をご紹介します。
シンク周りの油汚れはワックスで除去 洗面台の黒ずみ汚れもワックスで メッキパーツも当然ワックスで 電化製品の汚れもワックスで 窓ガラスは洗車屋の得意分野です スッキリ透明感のある窓ガラスに