
何故ほとんどの方が洗車を続けられないのか?
ほとんどのオーナーは納車直後は「今度こそ頑張って洗車するぞ」と燃えていたはずです。納車前に洗車道具やワックス等のケミカルを買い揃えた方もいることでしょう。でも残念ながら、数か月後にはほとんどの方が洗車を続けられなくなり、せっかく購入したケミカルも使いかけのまま放置されることになってしまいます。 クルマに対する愛着が無くなってしまったのでしょうか?
きっとそんな理由ではないはずです。挫折してしまった理由の大半は、おそらく、忙しくて洗車する時間が取れないことや、仕事で疲れたカラダに鞭打って洗車をするのがツライからといった理由ではないかと推察します。つまり、それは、「洗車は時間がかかって大変」とか「洗車は重労働」といった洗車に対する「苦行イメージ」が要因だと思われます。実際、真夏の炎天下や真冬の極寒の空の下で洗車をすることはラクなことではなく、春に納車した方は最初の夏に、秋に購入した方は最初の冬に挫折してしまうことが多いようです。洗車に「苦行イメージ」を抱いている方は間違いなく多いはずです。
ところで、どんなに多忙な方でも毎月散髪に行く方がほとんどだと思います。それは、社会人として身だしなみを整えるのが必要だと考えているからなのでしょう。営業マンや接客業の方の髪がボサボサでは仕事に支障が出るかもしれませんから。でも、洗車は散髪とは大きく異なります。クルマは窓ガラス以外は汚れていても走行には支障はありません。いつもピカピカにしていると、近所の方や友人に「いつもピカピカにしてるね」と褒めてもらえるかもしれませんが、多少汚れていたからといって冷たい視線を浴びることはありません。クルマは汚れるのが当たり前なのですから。
洗車なんてしなくても困ることはないのですから、日々の生活の中で優先順位を高くすることなんてできるわけがありません。貴重な休日の時間を割いて、仕事で疲れたカラダにむち打って、優先順位の低い洗車をできる方なんていなくて当たり前です。そんなことより、先述の社会人としての身だしなみを整えることや家族サービスに時間を使うのが普通です。 洗車すること自体が趣味でもないかぎりは続けられなくて当たり前です。 「いつもクルマがキレイでないと嫌だ!」という方で、実際に、愛車をキレイに維持できている方は、おそらくこのページをご覧になっていないと思いますので・・・。ちなみに、一般的に自称他称を問わず「クルマ好き」と呼ばれる方は、クルマで走ることやクルマを弄ることが好きな方なのであり、それイコール「洗車好き」という方程式は成り立ちません。
輝きを失いかけてしまっている愛車の輝きを取り戻したいと心の中で思っていたとしても、キレイでないからといって特段困るわけではないのですから、忙しい生活の中に「苦行イメージ」のつきまとう洗車の時間を組み入れることは極めて難しいのです。まずは、この現実を受け入れなければ、きっと、また新しいクルマを手に入れても同じことを繰り返してしまうことになるかもしれません。

洗車の「苦行イメージ」は真実なのでしょうか?
ただ、多くのオーナーが洗車を続けられない理由が「洗車は時間がかかって大変」や「洗車は重労働」といった洗車に対するネガティブなイメージが原因であり、その結果、大切な愛車の輝きが失われてしまっているのならばそれはとても残念なことです。 なぜなら、そういったネガティブなイメージは、当社に言わせれば、「洗車の常識」という先入観が生みだした幻想でしかなく、この「洗車の常識」こそが洗車のハードルを引き上げてしまう犯人なのです。
多くの方が「洗車」という言葉から連想するイメージは下のイラストのようなイメージの作業であるかと。これは世間一般ではごく当たり前の洗車風景だと思います。おそらく、誰に教わるわけでもなく、両親や先輩が洗車しているのを見て自然と覚えたのではありませんか?
洗車なんてしたことがない子供でも、ホースでクルマに水をかけている姿を見たら、その人が洗車をしていると理解できると思います。きっと「どうしてクルマにホースで水をかけるの?」と聞かれたら「洗車なんだから当たり前だよ」と答えますよね。また、洗車の際にカーシャンプー等の洗剤を使うことに対して疑問を感じる方もいないのではないでしょうか。カーシャンプーで泡だらけにしてから、ホースで水をかけて泡を流してから水滴を拭き取る。 この一連の作業が「洗車の常識」です。 ちなみに、多くの方が「洗車」という言葉は使う際は「水洗い」を意味して使われることが多いようで、水洗いの後にワックス等のケミカル類を使う作業は含まないことが一般的なようです。

そして、この「一般的な洗車方法」を行うためにはいくつかの条件が必要となります。
条件1 洗車場所に蛇口等の水道設備があること
ホースが使えることが絶対条件で高圧洗浄機等が使えるとよりベターであるようです。この水道設備の必要性について疑問を感じる方はおそらく皆無だと思われます。
条件2 十分なスペースが確保できること
クルマに放水する際に周囲のクルマに水がかかってしまってはいけませんからある程度の広さの作業スペースが必要です。高圧洗浄機を使用する場合はより広いスペースが必要です。また、カーシャンプーの泡が流れてしまうため近隣への配慮も必要となります。一戸建の敷地内の駐車場で実施する場合はあまり問題にならないかもしれませんが、集合住宅の駐車場や月極駐車場での実施の場合は支障となる可能性があります。
条件3 時間と体力が十分にあること
これが最も必須の条件なのかもしれません。この「一般的な洗車方法」の最大の特徴は、一度作業を始めたてしまったら全部やり終えるまで終わりにできないということです。クルマ全体を泡だらけにして放水してしまうので途中で止めることはできません。ですから、必然的に「時間」と「体力」が要求されます。
自宅に上記の3条件が整っていない場合は、洗車をするためには洗車場まで足を運ぶ必要がありますし、休日に早起きして洗車したり、家族サービス後で疲れ切った夕方に洗車するなんてことは本当に大変なことです。そして、 その結果、ほとんどの方が洗車が嫌になってしまうのです。
洗車の常識はハードルだけでなくリスクも高める
多くの方が当たり前に行っている「放水型洗車」ではカーシャンプーを使用するのが基本ですが、このカーシャンプーというのがカーケア的には厄介な代物だったりします。カーシャンプーには汚れを除去しやすくするために界面活性剤等の化学物質が含まれていますが、これをボディに残してしまうとシミ等を誘発する要因になってしまうのです。人間の場合もシャンプーを頭皮に残してしまったら、炎症やかぶれを起こしてしまいますよね。それと同じです。
だから、それを回避するために「放水型洗車」では、カーシャンプーで泡だらけにした後にボディ全体に大量の水をかけて洗剤成分を流すことが必須です。ただ、ボディに洗剤成分を残さないようにするには、流した後の水滴が乾いてしまう前に確実に拭き取る必要があります。真夏の炎天下で洗車する場合は言うまでもありませんが、たとえ冬季であったとしてもクルマ全体の水滴を確実に拭き取るなんてことは不可能です。
また、大量の水で放水すれば洗剤を流しきれると勘違いされている方は多いようですが、実際は、流した水がパネルの隙間やボディの奥深くに洗剤成分を運んでしまったり、ゴム等に吸収されてしまうことで残留してしまうのです。それらの残留成分が、その後の雨で再びボディに付着してしまうことで、ボディにシミを発生させる要因になってしまうのです。毎週のように洗車しているのに、洗車すればするほどボディにシミを増やしてしまっているクルマがありますが、それはカーシャンプー等に含まれる洗剤成分を除去しきれていないことが大きな要因であると考えられます。
つまり、カーシャンプーは化学成分の力で汚れを分解するメリットはありますが、それと同時にボディにシミを誘発する原因になるというデメリットもあるのでカーケア的には両刃の剣であるといえます。そして残念ながら、カーシャンプーのメリットはシミを誘発するというデメリットと比べたら取るに足らない程度のものです。ですから、当社はカーシャンプーは一切使用しません。
誤解があるといけませんので付け加えておきます。水だけでクルマに付着した汚れを全て落とせるなんてことはありません。当社はカーシャンプーを使わない代わりに、水だけでは落とせない汚れはワックスで落とします。もちろん、ワックスも必要以上に使用したり拭き残したりすれば、ボディに悪影響はあります。ただし、水と一緒に広範囲に拡散してしまうカーシャンプーと違って、ワックスは必要な量を必要な箇所にだけ使用することが可能ですので、拭き残しのリスクは極めて小さくなります。これが、当社が汚れを落とすのにカーシャンプーではなくワックスを使用している理由です。

常識をひっくり返すと洗車の世界が一変します♪
もし、世間の常識になっている「一般的な洗車方法」で求められる条件の全て不要だとしたら、洗車の世界はどう変わると思いますか?
洗車場所に水道設備も広いスペースも不要。時間も体力もそれほど必要無い。
これならばわざわざ洗車場に行く必要はないし、普段クルマを停めている場所で洗車することも可能。時間も体力もそんなに必要ないので気軽に洗車できるので、挫折することなく永く続けることができるようになるはずです。当社が採用している「バケツ1杯の水」の洗車なら洗車の常識はこう変わります!
新常識1 洗車はどこでもできる
洗車場所に水道設備も広いスペースも不要なので、いつもクルマを停めている場所で洗車可能。わざわざ洗車場に足を運ぶ必要なんて無くなります。
新常識2 洗車はいつでもできる
部分洗いが可能になるので途中で作業を止めることも可能になります。だから、空いた時間で気軽に洗車できるようになります。
新常識3 洗車は誰にでもできる
体力もさほど必要無いので、老若男女を問わず誰にでもできます。
当社はバイクに必要な道具を積んで移動していますが、そのことから、洗車に必要な道具なんてたいした量ではないことがご理解いただけると思います。洗車実施場所はお客さまのご自宅や勤務先の駐車場だけでなく月極駐車場でも実施しています。また、それらの場所で、真夏の炎天下だろうが真冬の極寒の中だろうが普通に作業しています。こんな話をすると、当社が「バケツ1杯の水の洗車」を採用している理由が、そういった場所で簡易的な洗車を行うためであると誤解されることが多々あります。
ただ、当社はその洗車方法で仕上げた対価として、お客さまから決して安くはない料金を頂戴しています。また重要なことは、単発の仕事ではなく何年にも渡って継続してお任せいただいているということです。そのことから、この洗車方法で仕上げた仕上がりがお客さまから高い評価をいただけているということがご理解いただけるかと。当社は1台のクルマを仕上げるのに毎回3時間以上の時間を費やしていますが、水洗いの作業工程だけでも30分程度の時間を費やしています。ガソリンスタンドの手洗い洗車等の場合、1台のクルマを30分から1時間程度の短時間で仕上げることが多いようです。どちらが本当の意味での「簡易洗車」だと思いますか?
ちなみに、当社同様にバケツを水源とする洗車方法を採用している洗車業者は多数あるようですが、その多くが「エコ洗車」という側面を前面出してアピールしているようです。ただ、当社が「バケツ1杯の水の洗車」を採用している理由はエコが目的ではなく、あくまでもこの方法がクルマに最も優しい洗車方法であると判断しているからです。
また、クルマに優しい洗車方法であることは絶対条件ですが、「誰にでも無理なく続けられる洗車方法」であることも非常に重要です。なぜなら、どんなに素晴らしい洗車方法だとしても、誰にでも続けられる方法でなければ何の意味もないからです。

当社が貴方の眼に貼りついた鱗を剥がしてみせます♪
おそらく「洗車なんて他人に教わるまでもない」 と世の中の大半の方が思っているはずです。そして、多くの方が興味を示すのは、洗車の際にどのケミカルを使うかということだけです。 ただ、残念ながら、どんなケミカルを使うかということ以前に、水洗いの段階でつまづいてしまっている方がほとんどです。水洗いで落とすべき汚れが取れていないから、その後にどんなケミカルを使ったとしても、その効果を最大限引き出すことなどできるわけがありません。
愛車の輝きを維持するために洗車をしようとしているのなら、我流にこだわるのではなく正しい洗車方法を学ぶべきです。洗車で大切なのことは、使う道具やケミカルや小手先のテクニックではなく、正しい洗車理論です。当社の洗車理論においてはタオルの絞り方ですら意味があります。 当社の洗車教室を受講いただければ、必ずや貴方の眼に幾重にも貼り付いた鱗を剥がしてみせます。そして、受講後に貴方の中の洗車の概念は必ず変わっているはずです。 参加いただくに際して特別必要な技術や道具は不要ですが、「新しいことを受け入れる柔軟さ」だけはご用意しておいてください♪

「じぶんde洗車」(洗車教室)について
実施要領
お客さまにご用意いただく物
水洗い用バケツ、脚立などの足場、洗車用ケミカル、スポンジ、クロス、ゴム手袋、軍手、膝パッド等、洗車の作業に必要な物は全て当社で用意しますので、 お客さまにご用意いただく物は一切ありません。
なお、お客さまのお手持ちのケミカルの使い方の講習も可能ですが、カーシャンプー等の洗剤やコンパウンド入りのワックス類等の使用は不可です。また、水洗いをせずにダイレクトにケミカル類を使用する「無水洗車」の対応はいたしかねますので予めご了承ください。なお。お客さまのお手持ちのケミカルの使用をご希望される場合は、お申し込み時にその旨を当社にご指示ください。
膝をついた作業もありますので、動きやすい恰好でご参加ください。金属のバックルやジッパー、また時計や指輪等のアクセサリー類もクルマにキズをつける可能性がありますので、極力身に着けずにご参加ください。
料金について
じぶんde洗車(洗車教室)の料金は1と2の合計金額になります。
※ご夫婦やご家族で同時に受講される場合は1名分の料金で結構です。
※「越谷健美の湯」で実施の場合は出張費は不要です。