裸の王様にならないで!!

コーティングは素晴らしい物です。
コーティング被膜が残っている間は塗装面にイオンデポジット等が付着することはないし微細なキズもほとんどつきません。洗車職人としても、コーティングがしてある車は非常に洗車しやすいのは紛れもない事実です。


ただ、コーティングの困ったところは「目に見えない」ことです。コーティング施工業者からコーティング被膜のイメージ図を見せてもらったと思いますが、そういった物を見ると非常に安心感があると思います。

そのイメージ図の通りの被膜になっているかは目で確認することはできませんが、コーティング施工直後は塗装面の上に硬い被膜ができていることは、塗装面の輝きを観れば一目瞭然です。さまざまなコンディションの塗装面を洗車してきた洗車職人なら、コーティングが残っているかどうかは洗車すれば分かります。


一般の方がコーティングが残っているか確認することができると思いますか?
ご自分で洗車をすれば、ある程度は分かるかもしれませんが、そコーティング後にご自分で定期的に洗車をされている方がどの程度いらっしゃるのでしょうか?


コーティング被膜は見えませんが、コーティングが無くなってしまったことは見ることができます。施工後しばらくはひとつもなかったイオンデポジット等のシミや小キズに気付いた時に、コーティング被膜がなくなっている事実を受け止めることになります。残念ながら、無くなって初めて目に見えるようになるんです。皮肉なモノですね。


コーティング業者のホームページには、施工直後のピッカピカになった車の写真がたくさん掲載されています。あんな写真を見るとコーティングしたくなるのは当たり前です。

でも、肝心なのは施工直後ではなく、半年後、1年後にどうなっているかということだと思いませんか?コーティングはゴールではなく、あくまでもスタートです。せっかく施工したコーティングは大切にケアして長持ちさせてあげないといけませんが、コーティングにかかる費用は結構大きな金額なので、どうしてもアフターケアは洗車機等で済ませてしまうのも当然のことかもしれません。

「1年間持つコーティング」は、1年間放置しても大丈夫という意味ではありません。しっかりアフターケアをしたら1年間維持できるということです。コーティング業者が謳っている期間維持できている車をほとんど見たことがありません。それくらい、コーティング被膜を維持することは大変なことだということです。


スーパー銭湯等でお声をかけると「コーティングしているから大丈夫」とおっしゃる方は非常に多いです。でも、本当に大丈夫なのか心配になります。


ボンネットや屋根の部分に洗車しても消えないシミが出始めてきたら、もうコーティング被膜は残っていないと思ってください。



愛車の輝きを維持するために、
ちゃんと愛車の状態を見てあげてください!!



2016年02月26日